毎年10月12日はWorld Arthritis Day(日本語で言うと、世界関節炎の日)です。
1996年にリウマチ性筋骨格疾患への意識を高める目的で、Arthritis and Rheumatism International (ARI)により制定され、現在は欧州リウマチ学会(EULAR)により管理されています。
日々の診療で東京・関東・日本・アジア・世界と様々な地域の方々を診ていて、国や地域による医療格差を実感しています。同時に、東京であっても関節炎を見逃され続け、私のところにたどり着いたときには関節破壊を生じていた方を何人も見てきました。
ひとりの医師ができることは多くありませんが、自分を頼りに来てくださった方の健康を全力で守り続けていきたいと思います。