人が病気になったときに経験する症状は多岐に渡ります。
すべての症状でいちいちリウマチ膠原病を疑っていては、きりないのも事実ですが、一部の方の症状はリウマチ膠原病が原因で生じているため、適切に診断・治療を行わないとなかなかよくなりません。
複数の病院でいろいろな科にかかってもなかなか診断がつかず、症状もよくならないとき、診てくださった先生が「リウマチなのでは?膠原病なのでは?」と考え、リウマチ膠原病専門医宛ての紹介状を書いてくだされば、我々の元にたどり着くことができます。しかし、実際にはそううまくいかない場合もあります。そんなとき、ご自分でリウマチ膠原病を疑うことができれば、道を切り開くことができます。
海外でリウマチ膠原病専門医に診てもらおうと思ったら、まずホームドクター(ファミリードクター)を受診して紹介状を書いてもらう必要がありますが、紹介してもらえなかったり、してもらえたとしても受診まで数ヵ月待たなければならないこともあります。一方、日本では紹介状が必要な病院もありますが、患者さんご自身で直接専門医の予約をとることが可能です。
いまお困りの症状がリウマチ膠原病で生じている可能性があるのかどうか、ご参考になさってください。
痛みについて
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手足のむくみ(浮腫)
手が冷たい(レイノー現象)
※その他の症状も順次公開予定です。