検査といえば、皆さんはまず血液検査を思い浮かべるでしょう。
測定できる項目は非常に多く、基本的なものから、疑わなければ一生とることのない特殊なものまで様々です。
検査は万能ではありませんが、健診時に偶然検査でひっかかって診断・治療に至るケースもあり、有力な手掛かりであることは間違いありません。
一方、複数の医療機関を受診したにも関わらず「検査が陰性だから」という理由で適切な診断・治療を受けられていないケースも残念ながら存在します。
正確さ(感度・特異度)が100%の検査はありませんし、所見は時間とともに変化することもあるため、受診初期は異常なかったとしても、やがて異常ありと判断されることが少なからずあります。
ここでは血液検査を中心に、リウマチ膠原病に関する所見について解説します。
免疫グロブリンG(IgG)高値
リウマチ因子(RF)陽性
抗CCP抗体陽性
抗核抗体(ANA)陽性
※その他の検査所見も順次公開予定です。